中国での防水剤の塗布について
最近、中国で防水処理がなされた石材において、様々なトラブルが発生しています。
トラブルとして多いのは、
- ムラの発生
- 防水(防汚)効果が無く水の吸上げで変色が発生する。
この2つです。この原因については明確です。
- ムラの発生については、防水剤塗布後の拭き取り不足により発生する。
夏場など、特に温度の高い福建省で黒系の石に防水剤を塗布すると温度が高いために塗布した溶剤がすぐに乾燥してしまいます。乾燥すると拭き取りが出来なくなります。
この拭き取り不足がムラの原因となります。黒系に多い原因の1つです。
また、防水剤を塗布する場合は石が完全に乾燥していないと十分な効果を発揮できないため、ムラの原因となります。
納期が短い場合など石が乾燥する前に塗布されることが多いので十分に注意する必要があります。 -
水の吸上げで変色が発生するのは、防水剤の塗布量が少ないか(規定量の塗布が必要)指定以外の商品を使用しているかのどちらかですが、結果から推察するに問題は塗布する商品にあると思われます。
利益を確保するために安価な商品を使用している会社や偽物とは知らずに使用している会社の2つに分かれます。
当社は中国で日本の防水剤を販売している唯一の会社です。
当社では工場に対して施工する量(面積)に合った防水剤を販売しています。
また、販売した商品においては管理を厳しく行っているので、LOT番号で追跡をすることが可能です。
お問合せ頂ければ商品が本物であるかどうか確認することが可能です。
また、指示頂ければ工場に直接商品を販売しますので、信頼性とコスト削減にも貢献することが出来ます。